おっさんです。
世間は慌ただしいのか小さなターミナル駅付近だと人が少ない土曜日でした。
増税と同じくIQOS周辺を賑わす話題にIQOSの健康被害が挙げられます。これはフィリップモリスの言う言い値しか公表されていないので、喫煙者、非喫煙者共に都合のいい解釈が出来ます。
また米フィリップモリスなのに未だにFDAの認可が下りずにアメリカで販売されていないところにも陰謀論がつきまといやすくなっています。
ただご存の通り日本は非喫煙者がタバコを世からなくすためにどんなことでも言ってしまう人が多く信憑性が高い話がないと思っています。そこで海外ニュース等をピックアップするのですが、またとんでもない話が出てきました。
この記事の目次
IQOSと紙巻きタバコの健康被害に差異がなかった?
IQOSの健康被害には色んなケースが含まれます。タバコなので体にいいと言うことはありません。しかし著しく体調を崩す報告も看過出来ないようになってきています。
当ブログのコメント欄にもIQOSで肝数値が上がったケースが報告されています。IQOSをやめて紙巻きタバコに戻すと体調が戻るのでIQOSが合わない体質とも言えます。
今回IQOSについて良くないニュースを報道したのがThe Conversationと言うサイトです。The Conversationと言うのは研究者と編集者で発信するニュースサイトと言う媒体になっています。
詳しくはこちらの記事で。
研究者と編集者がタッグを組んだニュースメディア「The Conversation」
今回The ConversationではIQOSと紙巻きタバコによる健康被害の差はないと言う話です。IQOSと言えば火を使わないのでタールが低減出来て従来の加熱式タバコよ体への悪影響が少ないとフィリップモリスは言っていました。
gloもプルームテックもあ中なぜIQOSだけがいつも狙い撃ちなのか?理由は加熱温度にあるようです。
IQOSの加熱温度は紙巻きタバコに一番近くそのおかげで紙巻きタバコに近いテイストで喫煙が出来ます。そこがIQOS最大の魅力と言うか紙巻きタバコ代替品では一番タバコらしいっといえます。
これは驚くべきことではありません。なぜなら、IQOSはタバコを華氏660度(摂氏350度)まで加熱するからです。それは燃焼のために1,100°Fをかなり下回りますが、まだ熱分解として知られている化学反応を引き起こすほど暑いです。
故に紙巻きタバコと同じ作用が出ていると言う見解です。
フィリップ・モリスの結果を綿密に調べました。IQOSと従来のたばことの間に統計学的に検出可能な差がないことを、Philip Morrisが調査したアメリカ人の医療検査で示しています。
すべての医療検査と同様、結果には不確実性があります。この不確実性の範囲は、統計学者が95%の信頼区間と呼ぶものであり、ジャーナリストは「誤差のマージン」と呼んでいる。
医療検査の23件について、IQOSと従来の紙巻きタバコとの差異を識別するための試験における誤差のマージンにはゼロ(すなわち、差がない)が含まれていた。したがって、私たちもFDAも、IQOSがそのような場合に従来のタバコよりも人々にとってより優れていると95%も確信できません。
さらに、従来の95%信頼水準を使用する場合、誤検出率が5%、または24 件中1件が期待されます。フィリップ・モリス氏の言うとおりです。
言い換えれば、フィリップ・モリス自身のデータは、IQOSが、アメリカ人におけるこれらの医療検査への影響に関して従来のタバコと変わらないことを証明している。
出典:Philip Morris hides data in plain sight on dangers of new heat-not-burn product
フィリップモリスが米国で提出したIQOS使用による健康データを精査したところフィリップモリスの報告では詳細不明とされたデータが5%だけあったそうです。この5%は統計学では誤差の範囲と言われる範囲でフィリップモリスにの言うとおり5%の誤検出発見されたそうです。
IQOS成分のエアロゾルは微粒子で心肺に健康被害をもたらす
この記事にはもう一つ気になる事が書かれていました。日本でIQOSの害と言えば大半が臭いとかそういったものですが海外サイトを見ているとエアロゾルが取り沙汰されています。エアロゾルを分かりやすく言うと空気中に漂う塵芥の類です。ただそう言ってしまうと余計に分かりにくですがスプレーになって噴霧されたものがエアロゾルで空気中で白く見えるものになります。
たばこ(および電子タバコ)のように、IQOSは超微粒子のエアロゾルを使用してニコチンを送達します。これらの超微粒子は心臓および肺の疾患を引き起こす。
また、これらの粒子や他の多くの毒素の健康への悪影響は、用量を減らすことに比例して低下しないので、低レベルの暴露でさえ危険です。この効果は、間接喫煙者が喫煙者よりもはるかに少ない煙で呼吸するという事実にもかかわらず、禁煙環境が心臓発作の大きな低下に続いている理由です。
出典:Philip Morris hides data in plain sight on dangers of new heat-not-burn product
微粒子なのでエアロゾルの成分が心肺の奥まで届き危険と言う見解です。これは最悪心臓発作に繋がるとしています。
IQOSと紙巻きタバコが同等の健康被害を受けるとしたら高いスターターキットを買った意味がないのでは?
いつもの海外サイトをGoogle翻訳のままに意訳すると言う非常に危険な話ですがフィリップモリスと言うのは元々コンプライアンス無視の喫煙者に対して配慮も糞もないところがなんども問題になった会社ということがあり、さらに世界一のタバコメーカーなので叩かれる材料はあったわけです。
おっさんはIQOSにしてからどこそこがおかしくなったとか調子が悪と言った事は今のところ起きていません。1日一箱を2年以上吸っていますがです。
ただこれはよくあるうちのおじいちゃんはタバコ吸ってるけど90以上生きていると言うレアケースを取り上げているだけに過ぎないかもしれません。
ただ最近ではIQOS公式の警告の文言が徐々にきつくなってきているのは気になっています。特にムービー等を見た後にこういったものが表示されます。
結局のところ体に合う合わない、または楽かしんどいかで自己判断でIQOSを吸うことになりそうですが、この中には非喫煙者的意見が入っていることも考慮したいところ。
アメリカの嫌煙家なんてちょっと並ではないからね。ショートニング騒動見ても分かるけど。人種のるつぼなので日本とは考え方も違うし人心掌握術も一筋縄ではありませんから。
ただ、今IQOSを好んで吸っている人は紙巻きタバコより何かがマシって感じで、貧乳だけど声が好きとか掃除は出来ないけど料理は上手っていう感じのどこか折れてのIQOSって人も少なくないとは思います。
なおタバコは20歳から。マナーを守って禁煙/節煙を。