おっさんです。
昨今すぐに体が冷えます。昨年はは暑かったのですが男性更年期だったのでしょうか?加齢と共に予期せぬエラーが多い上にバグフィックスも難しくなってきて困ってしまいます。
さてgloの全国発売で潤沢な在庫状況が明るみになって一気に普及し始めたIQOSですが普及と同時に買えない価値を捨てる事になります。何台買ってもキャンペーン価格で買えるgloや、定価でも安いプルームテックに10980円で対抗していくのは難しい気もします。
これからの季節例年通り限定カラーのIQOSが出る時期ですがその後も現状みたいにケースやキャップでは茶を濁すのは厳しいかもしれません。
とは言え大手タバコ会社のタバコは電子化に着手して大きな数字が結果として出ています。良くも悪くも今後新型モデルが出る事を示唆しています。
この記事の目次
IQOS、IQOS2.4Plusは未完成品だった?
今や大人気のIQOSとIQOS2.4Plusですが普及前から故障が多いことでも有名でした。これは作り方に大きな問題があってブレードの直下に基板があります。ここに加熱した際に余った蒸気やクリーニングの際のアルコールの水分が滴下してIQOSホルダー赤ランプや充電不良の大きな原因になっています。
フィリップモリスとしてもこの構造では不具合交換だけで手が回らない状態になっていますし、供給が追いつかずリファービッシュや再生品を交換品として送ることが増えています。
前回使っていたのが可愛いお姉ちゃんと想定して納得させて使うしかやむなしの状況ですが、流石に口に近い部分や喫煙具の再生品はご遠慮頂きたいところです。
ただフィリップモリスとしても現行IQOS2.4Plusを完成品として今後も販売していくには故障交換コストがかかりすぎて現状を打破したいと考えているはずです。
IQOSには現行のIQOS、IQOS2.4Plusを基調とした壮大なPlatform構想があってIQOSはその一つに過ぎません。この構想IQOSが発売された直後に海外ではリリースされたもののその後2年間情報がありませんでした。なので壮大な釣りとも言われていました。
しかしPMI(フィリップモリスインターナショナル)が最近IQOS Platform2について新しい進展を見せています。
ウェルズ・ファーゴが大賞賛!フィリップモリスのIQOS Platform2とは?
そんな中PMIは新しいIQOS、IQOS Platform2の開発を進めていてこのIQOS Platform2についてアメリカのウェルズ・ファーゴと言う金融機関が賞賛を送ったと言うseekingalphaの記事を見つけました。
ウェルズ・ファーゴ、新しいフィリップ・モリスのプラットフォームについて賞賛
上記記事を要約してみましょう。
IQOS Platform2の特徴
機器なし
ライター使用
製造プロセスがIQOSと同じなのでコストがかからない
見た目がタバコと同じ
低価格での商用化が可能
カーボンチップ採用
と言った製品です。
この画像を見てあっ!と思った方も多いと思いますがこれは以前ナチュラルサンタフェタバコ(アメスピ、現JT傘下)が沖縄でテスト販売していたCOREメンソールと同じタイプです。
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【動画】IQOS、プルームテックに続くか?加熱式タバコCORE(コア)メンソールを入手した感想。
おっさんです。こんばんは。プルームテックの生産が間に合わない勢いで売れる、普及する加熱式タバコですが、加熱式アンバサダーのおっさんが焦がれて止まない加熱式タバコそれがCOREと言う沖縄限定でテスト販売 ...
このCOREメンソールの特徴は見た目が全くの紙巻きタバコでライターで引火してカーボンチップに熱を帯びさせて中のタバコ葉を蒸すと言う方式です。火が必要なのはカーボンチップに熱を与える際のみでカーボンチップが熱を持つと火は消えます。
このCOREメンソールは惜しまれつつもっていうかこんなタバコテスト販売されてた事を知ってる事自体よほどのマニアなんですよ。COREだけに。
テスト販売のままで終わってしまったのがこのCOREメンソールですが構造自体は良くにています。
吸い方にちょっとコツがあって火をつける時に数パフスパスパと吹かす必要があります。
自動車のシガーライターで火をつける感じで空気による引火を導くと後は日が消えてカーボンの熱で内部のタバコ葉が蒸気となって吸えます。画像の様に見た目にタバコでライターを使うわけですが副流煙が出るわけでもなく外が焼けないのでカフェ辺りで吸うと半分手品に見えますが、蒸気がでなくなると吸い終わりでgloネオスティックみたいな長さの吸い殻が残ります。
IQOS Platform2はこの構造で開発されているようです。
プラットフォーム2
プラットフォーム1がタバコの温度を慎重に制御するためにエレクトロニクスを使用する場合、プラットフォーム2はカーボンチップの熱源を使用します。独自のデザインは、タバコを炭素熱源から分離し、プラットフォーム1と同様のニコチン含有エアロゾルを生成するために有効かつ制御された温度伝達を提供する。
圧縮されたカーボンチップが点火され、生成された熱がタバコに伝達される。タバコ部分と比較した圧縮炭素熱源の設計および配置の技術仕様は、プラットフォーム1と同様に制御された温度をもたらし、タバコの燃焼が起こらないことを保証する。 プラットフォーム2は、プラットフォーム1よりも開発の初期段階にありますが、我々は プラットフォーム2のエアロゾルの予備的なHPHC特性評価を実施しており、プラットフォーム1と同様に、我々が測定する58の成分のすべてを大幅に削減しています
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フィリップモリスのIQOS Platformはいかに紙巻きタバコに近づけるかを追求していますが、それだけ焼くタバコと言う製品はタバコとしての影響力が大きいと言えます。
IQOS Platformは4まである
さてこのIQOS Platformは1~4まであって今回製品化に向かっているのがIQOS Platform2。IQOS Platform3、IQOS Platform4は完全にvapeになっていてタバコ葉を含まないニコチンの液体噴霧器、vapeですね、で開発されています
現状でいうとIQOS Platform3.4は日本国内では絶望的ですが数年後にはIQOS Platform2が日本でも席巻しているかもしれません。IQOS Platform2になると機械的な故障がなくなるので、IQOSの故障に悩まされているオーナーにもフィリップモリス的にも運用もコストも楽になります。
ただIQOS Platform2はPMIが開発中としていていつ頃リリースされるかは不明なんですがかつてJTが出したタバコでエアーズと言う製品が約20年近く前に発売されて話題にもならずに消えましたがこれもCOREメンソールと同じ作りでした。
JTはプルームテックじゃなくてエアーズを再販すれば良かったのに
なおタバコは20歳から。マナーを守って禁煙/節煙を。