おっさんです。
好きな食べ物は唐揚げとうどんです。
2018/1/1でJTの社長が小泉氏から寺畠氏の交代しました。小泉氏がどういった実績を上げてこられた方かは存じません。だって加熱式タバコが販売されるまでJTの社風や社長になんの関心もなかったからです。
昨年から色んなインタビューを受ける小泉氏の容貌や発言からいい印象は持ってはいません。その社長から新社長の寺畠氏にバトンされました。注目されるのは今後のJTの加熱式タバコの動きやプルームテックの展開、タバコ増税などについてですが加熱式タバコやプルームテックが注目されれるのでインタビューに引っ張りだこでそれをまとめてみました。
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この記事の目次
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加熱式タバコの増税分は加熱式タバコとは違う価格転嫁になる
まずはダイヤモンドオンラインでのインタビューです。2記事で掲載されている年始のロング・インタビューになります。
インタビュー:単独で買収できないM&A案件、難易度高い=JT社長
加熱式たばこの増税分の価格転嫁、紙巻きと同じとは言えず=JT社長
インタビュー内容は上の記事の拡大版が下になる感じ。日付は1/17と1/18になっています。基本的には企業買収のM&Aに関するインタビューですがもちろん先だっての懸案になります、加熱式タバコについも触れています。
非常に大事な事ですが日本のタバコ販売に於けるフィリップモリスのタバコシェアがフィリップモリスの紙巻きタバコをヒートスティックが上回ったそうです。
加熱式たばこでは、フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の「アイコス」が先行している。フィリップ・モリスによると、アイコス(ヒートスティック)のたばこ市場でのシェアは、昨年10月1日時点で14.6%。昨年7―9月期は、フィリップモリスの日本での販売は紙巻きたばこをヒートスティックが初めて上回った。
元々日本のタバコのシェアはJTが常にダントツで一位は永遠のタバコベストセラーであるセブンスターが不動です。こちらにコンビニの紙巻きタバコの売り上げランキングがあります。
MPAC-コンビニPOSデータ-全商品売り上げランキング-タバコ
30銘柄中のほとんどがJT銘柄になっています。元々フィリップモリスはタバコシェアが少ないとは言え不動と考えられた紙巻きタバコのシェアを上回りました。もちろんJTやBATを含む総シェアではありませんがこれは特筆すべき早さです。
gloもあるなか更なる加熱式タバコへの移行は思った以上の早さで進むことが予想されます。
これに対しJTの寺畠社長は、
JTは、2018年上期から加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売を開始する計画。現在は「供給能力を高めることが喫緊の課題」との認識で、生産体制の強化を進めている。また、ベネフィットを伝え、吸うことができる場所を増やすことなどに注力する。
前社長小泉氏の発言を踏襲しているにとどまっています。供給を高める事が喫緊の課題としています。タバコだけに。
これはおっさんが東京近郊に住んでいるからプルームテックなんかいつでも買えると勘違いしてしまいますが、まだ2/5時点で大阪や広島や名古屋と言った6都市に拡大される前段階です。
これからデート行くのに押し枕で伸ばしたスラックスを履くコボちゃんのお父さんの状態です。まだ数に不安があるのかもしれませんが、gloもあれだけの数を出して品切れになった過去を考えると実際のところもっと多めに用意したいところなんでしょうね。
全国発売は2018年上期に設定しているのでいくら遅くても6/1までには全国発売されそうですけど後4ヶ月ですよ。一学期分。
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プルームテックの増税負担の価格転嫁は紙巻きタバコと同じにはならない
ほとんどたばこ税のかかっていないことでお馴染みのプルームテックのたばこカプセルですが、その分このリサイクルにうるさい時代に使い捨てのカートリッジを毎回同梱しています。
これなんか高機能な便箋みたいな紙になればいいのですがプラにもできなそうで、今後もっと大きな増産になってもコスト高なパーツなのは間違いありません。
紙巻きタバコの増税分はたばこ税+原材料品や流通費用等はユーザー負担になるのですがプルームテックの増税分はそうは行かないと答えています。
寺畠社長は「当然、消費に影響はあるが、複数年にわたって先の税が読めるようになったことで、手が打ちやすくなったとも言える。付加価値を上げて、コストを下げて、どのような価格戦略を取っていくかは、競合の動きを想定しながら対応していく」と述べた。
紙巻きたばこでは「増税分は価格転嫁することを基本に考えている」とする一方、加熱式たばこについては「(紙巻きと)100%同じように動くかは、今、お答えできない。加熱式たばこは新しい仕組みになるため、どのレベルにしていくかは各社とも模索していくことになる」と述べた。
たばこ増税されるまでなんとも言えませんが、紙巻きタバコと同じような価格転嫁にするか未定で、JTが価格転嫁するのか、紙巻きタバコ以上の値上げ幅になるのかは不明と言ったところでしょうか?
英断でJTがカブってくれたらオーナーとしては助かりますが、価格は紙巻きタバコレベルでたばこカプセルの増量やカートリッジの別売で対応してくれるとオーナーとしては非常に助かります。
JT社長のインタビューから読み解く今後のプルームテックと全国発売
紙巻きタバコに関しては政府がJTに相当な配慮をしている話が産経から漏れています。これがないこともないのが今の日本です。なのでJTの体制が整うまでの段階制のたばこ増税になった可能性もあります。
なぜここまで出遅れたのか?確かに独禁法やJT法のしがらみは強くあります。しかしIQOSが世に出てプルームテックの販売を開始した頃JTはどこかでまだまだ紙巻きタバコ優位であると考えていたかもしれません。
ただシェアの低いところの逆襲と言うのは非常に怖く、フレッツやdocomoがSoftBankの急襲された過去があります。
プルームテックに求められているのは全国発売とその携行性になります。
臭いは本当に少ないのでIQOSやglo以上に非喫煙者には歓迎されることでしょう。おっさんの知り合いでセブンスター歴20年の人があっさりプルームテックに乗り換えました。
どこでも吸える気軽さには勝てんよと言っていましたが全国発売でそういう人も増えると思います。ただおっさん的にはJTの開発したタバコデバイスを体験してみたい気持ちが強くあります。
なおタバコは20歳から。マナーを守って禁煙/節煙を。