おっさんです
軽い軽いと評判のプルームテックたばこカプセルですが、IQOSヒートスティックと違って成分等をJTは公表しています。JTは特許で固めていますがフィリップモリスは頑なに成分を公表しません。
ただ特許っていうのは技術公開であり、パクリも増産されやすくもありますが特許を取らないと似た製品だけど何かが違う物しか作れません。コカ・コーラ社なんかは特許を敢えて取らないことで秘伝のタレが未公開なのでパクリを抑制出来ています。ただ特許権の侵害等では不利なこともありますが。
JTの公式に掲載せれているのはたばこカプセル1パフにつき含有される成分なのでカートリッジから噴霧されたリキッドがたばこカプセルの成分を含んだものになります。
この記事の目次
プルームテックたばこカプセルに含有される成分
そもそもで言うとタバコ葉を加熱すると蒸気、湯気は出てきません。これはヴェポライザーを愛用している方には分かりますが。ではIQOSヒートスティックやgloネオスティックなんてカートリッジもなくタバコ葉のみ蒸しているのになぜ蒸気が出るかというと、タバコ葉にグリセリンを含有させているからです。
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JTの公表からプルームテックを丸裸!加熱温度や1パフのニコチン量や一番臭うたばこカプセルがが判明
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プルームテックはカートリッジがありその先にたばこカプセルを付けて吸う作りになっていますが、このカートリッジにはリキッドが仕込まれています。
成分は以下。
グリセリン
プロピレングリコール
水
トリアセチン
次にたばこカプセルの成分がこちら。
ニコチン
※メントール
非常に簡素な作りになっておりスパゲッティで言うとペペロンチーノみたいな感じです。
グリセリンとプロピレングリコールはAmazonで入手が可能です。
さてニコチンを除いて比較的入手難易度が高いのがトリアセチンです。これは食品添加物でMonotaROと言うサイトで購入が可能になっています。
プルームテックは加熱温度が低いのでタバコ葉が焦げないのでたばこカプセルは相当吸える
IQOSヒートスティックやgloネオスティックは加熱が終わると蒸し焦げがはっきり分かります。共に200℃を超える高温で加熱しているためですがプルームテックのたばこカプセルが50パフ終わったシケカプセルでさえほぼ無風でございます。この無風っぷりは食べ過ぎた翌日思いの外大きな大便が出て流そうにもその姿仁王の如く、水を払うかの様に焦げがありません。
なので実は薄くはなっていきますがたばこカプセル自体はかなり吸える事になります。たばこカプセルの交換も慣れてくるとオリジナルになってフレーバーとニコチンが弱まった時点で交換する人や、50パフで交換す人、フィルターが3日着たワイシャツの袖みたいな色になるまで吸う人様々です。
ただたばこカプセルがずっと吸えてもカートリッジのリキッドが枯渇するためにカートリッジにリキッドを注入するカートリッジ再生がもはや春先のPコートばりに定番になっています。
おっさんです。カートリッジと言えばファミコン、ゲームボーイ、ポケモンGOという感じですがおっさんとしてはブログネタとしてプレイしたので今は超マイペースでやっております。 おっさんとこには ...プルームテックのカートリッジを復活させて節約
主たる成分は分かっていてもグリセリンとプロピレングリコールだけではなにか違う、全然知らない友人の話を毎度お馴染みって感じで話される気分です。トリアセチンがないというのもありますがおそらくグリセリンとプロピレングリコールのアスペクト比が違うんですよね。
JTが1パフ中のたばこベイパーの成分比率を公表。これで大体の比率が分かる
JTはクリーンなタバコとしてプルームテックを推しているので公式にプルームテックの成分が記載されています。これは半沢直樹の大和田常務ばりに「やれるもんならやってみな」という意気込みなのでしょうか。
1パフに含まれるたばこベイパーの成分比率です。単位はmg。
プロピレングリコール 1mg
グリセリン 0.5mg
水 0.4mg
トリアセチン 0.1mg
ニコチン 0.02mg
(メントール 0.07mg)
これを×10してユニコーンボトルで作り置きしておけばよさそうです。
あんまり沢山作り置きして置くのも植物性のグリセリンを扱う観点から運用が難しく、腐らせたくないなら10mlも作ればいいと思います。長めの先のユニコーンボトルに作っておけば注入も楽です。
結局中蓋を外して完全にニードルになっているシリンダーで奥まで刺しても中々押し棒が刺さらず返されますし化粧用のスポイトシリンジで内部の固いスポンジに差し込むのは大変です。
結局内の内にある紐状の部分に直接塗布出来ない限り浸潤するのを待つしかありません。なので先の長いユニコーンボトルがあれば楽にカートリッジの再生が行えます。
【アクセサリー】【エンプティボトル】ユニコーンボトル 10ml / CLEAR
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これで中蓋を外さずに差し込んで数滴垂らして2.30分待てば浸潤していきます。
プルームテックの成分比率で一番少ないのはニコチンだった
さてプルームテックの成分比率で一番高い成分はプロピレングリコールでした。いや逆に一番少ない成分がニコチンと言う結果なので残念ながらほぼグリセリンとプロピレングリコールを吸っていることになります。
ほとんど電子パイポじゃないですかあ。電子パイポはプロピレングリコールは非含有なので成分同士の馴染みが悪く非常に角のある荒くれたフレーバーなのですがプルームテックが美味と感じる要素にはプロピレングリコールとトリアセチンが多く関係しています。
IQOSヒートスティックのレギュラーやメンソールのニコチン含有量が0.8mg程度(ノーマルのメビウスと同程度)と言われていますが流石に少なすぎではないですかね。
まあ臭いに配慮すると成分は少なめになってしまいますがカートリッジのリキッド、たばこカプセルの成分が少なくなったプルームテックを吸うと単に高温多湿な空気が喉を通過してる感覚があってえづくんですよね。
その分新しいカートリッジで新しいたばこカプセルを吸うとうまいことうまいこと。460円で5カプセルしか入ってない割高感がどうしてもたばこカプセルをずっと吸わせてカートリッジを再生させるんですよ。
ほとんど空気が内包されているポテトチップスも最後のカスカスを袋の角伸ばして一気食いするのと同じですね。
なおタバコは20歳から。マナーを守って禁煙/節煙を。