おっさんです。こんばんは。テレビのコンセントが接触が悪くてつけるまでに20分はかかるので、点く前に諦めてしまいます。
俺は長く自営業で直近はなるだけ仕事をネットで完結させる努力をしていて最小構成の人間関係が長かった訳です。
周囲の人たちもテレビと関わりがなかったのか、俺が話題に入れないから出さなかったのかテレビと向かい合う事はなかったんだよねえ。まあ見たほうがいいですよなんて言われたら抵抗なく見てたとは思う。
だってテレビ否定派って訳でなく、家での娯楽ランキングでは高くないってだけで。
ネットをするようになってからは一番ネットやってるけでも、まだ据え置きゲームをやってた頃はゲームを切ると自動的にテレビが映るから受動的に見てたと思う。記憶にはあまりないけど。
その頃はゲームに費やす時間が一番長く、次いで読書。実は今はこのランキングの1位がネットになっただけ。
ではなぜテレビを見なくなったのか?
テレビを見なくても問題なかった
まだテレビ人口が高かった頃、テレビは見なければならない物だった。
だから帰宅すると真っ先にテレビのスイッチを入れて、とにかくテレビを見ていた。
それは義務であり、圧力だった。見なければいけない義務感だけど当たり前すぎてそんなこと考えも及ばなかった。
テレビは生活の一部であり、空気を吸うのに等しかった。
取り敢えず、日テレとフジを見とけばOKみたいな。
学校会社では朝一番、当然の様にテレビの話題で溢れかえり、見逃した際には誰かが得意気に話す。予約録画も欠かさず。
次第に夜遊びする派、ゲーム派、読書派に分かれるがそれでもひとまとめで話題になるのはテレビだった。
いつしかテレビを見る時間が減り、話題になりそうな番組をピンポイントで見ている内に気づき初めた。
テレビを見なくても問題はなかった。
テレビを話題にする人が居なくなった
テレビを見なくなる要因は様々だけど、テレビの話題が減れば見る時間は加速度的に減った。
ニユースもネットの方が自分の気になる物を選択的効率よく拾えた。
それと同時にテレビの迷走がひどくなる。どの局もどの番組も構成が同じになってきた。
そこそこのギャラの便利芸人と局アナセットの番組、オネエ毒舌芸人と、ハーフタレント。
それらの組み合わせの大同小異と使い回し。またこれか。
とにかく執拗なワイプ使い、ただただ芸人が食べてるだけ。CMの引っ張り。番組内でのステマ。
よしもと、ジャニーズ、AKB…。これらを使いまわしかつてのキレキレだった芸人もギャラが高くて楽な番組をやる。
それらを見ていつも判で押したような会話にも飽きた。
話題にする必要がなければ見る必要もない。
自ら首を締めたテレビ局と家電メーカー。
最終的にテレビにとどめを刺したのは他ならぬテレビ局と家電メーカーだった。
地デジ強制移行で決めかねていたユーザはテレビのない生活を選択した層が少なからずいた。ブラウン管をゲーム専用にすればよかった。
この選択は局にも、家電メーカーにも以外だっただろう。だからあれだけ強気で移行を強制した。
さらに視聴者側からすると、なぜ局の決めた時間にわざわざ時間を割いて、テレビの前に鎮座しないといけないのか?
見たい時に見たい番組を見せろの声も増えた。利権ドロドロのテレビ局はオンデマンドに消極的だった。その隙をCS、BSが攫った。
不愉快なスポンサー付きの低俗な番組を見るなら、金を出して質のいい番組があるならそちらを選ぶと言う層がかなりいた。
スポンサーさま様で、タダで見せてやってる感の既存局には読み違えた感がありありだった。
焦ってネットとの融合に舵を切るがネットやテレビを敵視し、潰そうと画策してゲーム脳はやネット犯罪を多数でっち上げたから信用されなくて、ステマすることぐらいしかできない。
テレビは敵を作りすぎた。
スマホやPCにワンセグ、フルセグをねじ込むが使いもしない機能に金を払うのがバカバカしいからiPhoneやNexusが売れる。
テレビに起死回生はあるのか?
起死回生も何も視聴率が下がっただけでまだまだユーザー数1位メディアなのは間違いないし、なにか大きな事件や芸能ネタがあればその時だけテレビを見る人は多い。
じゃあテレビは何をすればいいのかって言うと対策した結果がこれなんだから何もせずこのままでいいんじゃないかなあ。
個人的にはなにかしようとするとネットに割り込もうと鬱陶しいので今現在のユーザを減らさない努力をした方がいいと思う。